可愛いこぶた

お洒落じゃないぬるいオタクのほぼ育児日記

息子ぐずり記録

息子3歳10ヶ月。

旦那さんのいない休日の昼下がり。
息子がショッピングモールにあるおもちゃ屋さんで遊びたいというので、おもちゃ屋さんで遊んで(おもちゃは買わないと宣言)フルーツジュースを飲んで、お菓子でも買って帰ろうかと予定をたてた。
行く途中、道路が渋滞したため息子も娘も寝る。
30分ほど寝たぐらいで到着。娘は自然に目が覚めたが息子は爆睡。起こすとぐずるだろうなと予想はしたけれど仕方ないので起こす。
おもちゃ屋さんで遊ぶんだよね、と声をかけると意外とすんなり起きて車から降りた。やれやれ、と思いながら娘を抱っこし息子と手をつなごうとしたが息子は動かず。
「行かない」「動けない」
やっぱりかー!と心の中でげんなり。
「行かないのね」「帰る?」と言うと泣きながら「行くー!帰らないー!」と叫ぶ。
しばらく泣いているのを見守り落ち着くのを待った。
娘を抱っこしているため息子は自分で歩くしかないので一進一退を繰り返しながらなんとか店舗入り口までたどり着く。
すると入り口に息子の好きな車型になっているカートがある!よし!これで気分も上がってぐずり脱出だ、と思いながら「車あるよー。乗るー?」と声をかけると、予想外の反応で息子は急に後ずさりして「乗らない!」と叫ぶ。
「乗らないの?」と確認すると、また泣きながら「乗るー!」と言い出した。
でも運悪くその隙に、別の人がカートを持っていってしまったのです!
本当に運が悪い。もう最悪の状態に突入だー!カンカンカン!!!戦いのゴングが鳴った気がしました。
「車乗りたいー!」と泣く息子。
「乗りたかったね~、探しにいこうか」「なかったらおもちゃ屋さんにいこう」「先にジュースのみにいこうか」と提案するもすべて拒否!「探しにいかないー!」「おもちゃ屋さんで遊ばないー!」「ジュースのまないー!」
ちょうど腰掛けるところがあったので、私は長期戦覚悟で座ります。
「じゃあ帰ろうか」と言うと「帰らないー!」と、私と一定の距離をおいて泣く息子。
「せっかく車あったのに息子くんが乗りたいのに乗らないから他の人にとられちゃったんでしょう」ついつい嫌味も言ってしまいますよ。
しばらく同じやり取りを繰り返し、やっぱり車に乗りたいと言うので一応探しにいこうか、と歩き出しました。
でも車型カートは人気なので全然見つかりません。
気持ちを切り換えようと、おもちゃ屋さんにいこう、ジュースのみにいこうと誘いますが聞く耳もたず、泣き続けます。
すると旦那さんから家に帰ったよ、と連絡が。いつの間にか、ショッピングモールに到着して一時間もたっていました。
なにもしていないのに!
ただぐずっているだけで一時間!
もう限界だな、と思い「お母さんは怒った!もう帰ります!」と宣言して息子の手を引いて歩きました。
抵抗する息子。自分で歩く!というので手を離しましたが、立ち止まった様子。
でも気にせず、ずんずん先に進みます。
今までは途中で振り返ったりしていましたが、その日はもう振り返らず進みました。いつもと違うと感じたのか、息子は走って私についてきました。それから駐車場にもどるまでは手をつなぎ歩きましたが、息子はずっと「おもちゃ屋さんで遊びたかった」と言っていました。 
私は自分から怒りのオーラがでているのが分かりました。
車に乗るのにまた抵抗するかなと思いましたが、すんなりと乗りました。しかし、いざ車が出発すると「帰らないー!」「おもちゃ屋さんいくー!」「ジュースのむー!」と泣き叫びました。そして手の届く物をすべて床に投げたりシートベルトをはずして「いらん!全部いらん!」と怒ったりしていました。
私も怒りながら「物は投げない」「シートベルトしないとおまわりさんに怒られる」と注意しました。( あとからシートベルトの理由は「していないと危ないから」に変更したほうがいいなと気づきました )そして「行きたかったら行く。行かないと言わない。乗りたいのに乗らないと言わない。飲みたいのに飲まないと言わない」「乗りたいのに、乗らないとか言うからお母さんはいやな気分になって怒った」と何回か話しました。
しばらく泣いていましたが、落ち着きをとりもどしたのか「シートベルトする」と言って、おとなしくしていました。
家に着く頃にはいつもの状態にもどっていました。旦那さんに一部始終を説明して、なんでお母さん怒ったの?と聞いても息子は「わからん」としか言いませんでした。
そのあと夕飯の支度を一緒にして(普段はたまーにしかしない)、旦那さんに「お母さんと仲直りしたの?」と聞かれ「うん」と答えていました。

思い出して書き出すだけでも疲れます。
皆こんなにぐずるものなのだろうか。もう笑っちゃうくらいなんだけど疲れます。
自分の対応が正解かはわからない。育児に正解も間違いもないのだろうけど、それがまた疲れます。

ちなみに全く存在感がありませんが娘は大人しく抱っこ紐のなかにいましたよと。